FXスキャルピング 手法の解説

FXの準備

FXスキャルピングに興味はあるけれど、「実際どうやってやるの?」と感じたことはありませんか?

この記事では、筆者が実際にFX東京時間でボリンジャーバンドや水平線を使いながら行っているスキャルピング手法を紹介します。

あくまでもプロではなく個人トレーダーの一例ですが、実践例のひとつとして参考にしていただければ幸いです。
ぜひ自分の手法づくりのヒントにしてみてください。


fxスキャルピング手法の概要

fxスキャルピング手法の概要

FXのスキャルピングとは、数秒から数分という短い時間で小さな値幅を狙い、利益を積み重ねていく取引スタイルです。

特に東京時間の午前中は値動きが比較的穏やかで、ボリンジャーバンドの上限・下限や、過去の水平線を意識したポイントでの反発を狙いやすい時間帯と言われています。

この手法では、1回の利幅は数pips程度と小さいですが、1日に複数回エントリーしてコツコツ利益を積み上げるのが特徴です。

あくまでも筆者個人が試行錯誤しながら実践しているやり方ですので、ぜひ参考例のひとつとしてご覧ください。


スキャルピング手法を画像を使って解説

スキャルピング手法をより理解しやすくするために、実際のチャート画像を用いて解説していきます。

筆者は、東京時間に、ボリンジャーバンドのレンジボックスをブレイクしてからのトレンドを狙う手法になっております。

画像付きで解説させていただきます。

1、まず1時間足でサポートラインとレジスタンスラインを引きます。
この水平線は今どの幅で動いてるか確認するためです。

2、5分足に切り替えボリンジャーバンドをインジケータから選択します。

3、こちらがボリンジャーバンドの5分足のチャートになります。

4、レンジボックスを見つけそこからブレイクし+2aにタッチするを待ちます。
これで相場の勢いを確認します。

5、ボリンジャーバンドの-2aにタッチしたらエントリー、+2aで利確します。
トレンドが続く限り続け、前回安値より下がったら損切りします。

チャート分析はtradingviewがおすすめです。


この手法のポイント

この手法のポイントは、 ボリンジャーバンドのブレイク後のトレンドに乗る」 という点です。

ポイント①レンジボックスをブレイクし
ボリンジャーバンドの±2σをタッチした後、相場が勢いを持って動き始めた方向にエントリーします。
これはレンジ相場でのダマシを避け、トレンドが発生した場面に絞って狙うためです。

ポイント②上位足で水平線を引いて環境認識をする。
ただブレイクしただけでなく、過去に意識された高値・安値ラインを超えるか、そこをブレイクして勢いがついている場面を選びます。

ポイント③押し目・戻り目を狙う形も有効
ブレイク直後に飛び乗るのではなく、小さな押し目・戻り目を待つことで、より安全にトレンドに乗る形を取るのもこの手法の特徴です


この手法のメリットとデメリット】

メリット ─ トレンド発生時の利益チャンスが大きい

ボリンジャーバンドのブレイク後のトレンドに乗るため、大きく動く相場で利益を伸ばしやすい特徴があります。

デメリット ─ ダマシのリスクもある

一度ブレイクしたように見えても反転する「ダマシ」の場面もあります。損切り設定をしっかり決めておかないと大きな損失につながる可能性があります。

トレンドが続かない場面では撤退も重要

相場がすぐにレンジに戻ってしまうケースもあり、機械的にルールを守って撤退することが求められます。


トレードを続ける上での心構え

トレードを続ける上での心構え

一度の結果に一喜一憂しない

スキャルピングは、小さな利幅を積み上げる代わりに、勝ち負けを繰り返すのが当たり前の世界です。1回の勝ち負けで感情を揺らさず、冷静に続けることが重要です。

ルールを守り続ける強さを持つ

自分で決めたエントリー条件や損切りルールを守ることは、スキャルピングにおいて最大の武器です。「もっと取れそう」「まだ大丈夫」と感情でルールを曲げると、せっかく積み上げた利益が一気に消えることもあります。

焦らず自分のペースで学び続ける

スキャルピングはスピード勝負の世界ですが、習得には時間がかかります。失敗や試行錯誤を経て、自分のスタイルを確立していく気持ちで、焦らず続けることが大切です。


筆者からのヒント

私は東京時間、特に午前9時〜15時頃を中心にボリンジャーバンドのブレイクを見ています。過去の高値や安値に引いた水平線も参考にし、勢いがあると感じたタイミングでエントリーします。
最初は勢いに乗れず損切りになることも多かったですが、ルールを決めて守ることで徐々に勝率が安定してきました。

このやり方はあくまで私の例です。
必ずしも同じように結果が出るわけではありませんが、自分で検証を繰り返すことが、結果的に一番の近道になると思います。

FAQ|よくある質問と回答

Q1:スキャルピングは初心者でもできますか?
A:短時間で判断する必要があるため難易度は高めですが、小ロットで練習しながら経験を積むことでスキルを身につけることは可能です。

Q2:どの時間帯がやりやすいですか?
A:筆者は東京時間を中心に行っています。
値動きが比較的穏やかで、突発的なニュースによる急変動も少ないため、初心者にも向いている時間帯だと思います。

Q3:どの通貨ペアが適していますか?
A:ドル円などスプレッドが狭く、東京時間でも十分に動く通貨ペアを選ぶとトレードしやすいでしょう。


まとめ

FXのスキャルピングは、短い時間で小さな利幅を積み重ねていくスタイルです。今回紹介した手法は、ボリンジャーバンドのブレイク後のトレンドに乗る形で、水平線など他の根拠も組み合わせながらエントリーしていきます。

筆者自身も試行錯誤を続けながら実践している手法なので、この記事をあくまでも参考例のひとつとして、自分自身で検証を重ねてみてください。

無理にすべてを真似する必要はありません。自分に合う時間帯、やり方を探すことが、スキャルピングで長く続ける秘訣だと思います。

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